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地域と共に歯科医療に貢献 |
長年にわたり歯科分野で著しい功績を残したとして、 岩出市高瀬の歯科医師、 西川英二さん (68) が歯科保健事業功労者として厚生労働大臣表彰を受ける。 母子保健事業やへき地歯科医療の充実、 休日歯科診療の普及、 80歳で20本の歯を残す活動 「8020」 運動などに尽力した。 表彰式は6日に山形市で開かれる 「第31回全国歯科保健大会」 の席上で行われる。
西川さんは昭和45年、 現在の同市に開業。 当時は歯科医師が少なかったため、 毎日100人以上を診察したこともあったという。 小学校医も開業から昨年までの40年以上務め、 現在も保育園での検診を受け持っている。 昔は予防医学や教育が発展しておらず、 子どもたちは虫歯だらけ。 「永久歯はいつ生え替わるの」 と質問する子もいたという。 そんな子どもたち一人一人に歯の磨き方などを指導してきた。
現在も県歯科医師会代議員会議長を10年以上務める西川さん。 今後については 「まだまだ地域と共に歩み、 みんなの健康を支えたいね」 と話している。
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05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
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