2010年11月01日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

歯科医の西川さんに厚労相表彰

厚生労働大臣表彰

地域と共に歯科医療に貢献

長年にわたり歯科分野で著しい功績を残したとして、 岩出市高瀬の歯科医師、 西川英二さん (68) が歯科保健事業功労者として厚生労働大臣表彰を受ける。 母子保健事業やへき地歯科医療の充実、 休日歯科診療の普及、 80歳で20本の歯を残す活動 「8020」 運動などに尽力した。 表彰式は6日に山形市で開かれる 「第31回全国歯科保健大会」 の席上で行われる。

西川さんは昭和45年、 現在の同市に開業。 当時は歯科医師が少なかったため、 毎日100人以上を診察したこともあったという。 小学校医も開業から昨年までの40年以上務め、 現在も保育園での検診を受け持っている。 昔は予防医学や教育が発展しておらず、 子どもたちは虫歯だらけ。 「永久歯はいつ生え替わるの」 と質問する子もいたという。 そんな子どもたち一人一人に歯の磨き方などを指導してきた。

現在も県歯科医師会代議員会議長を10年以上務める西川さん。 今後については 「まだまだ地域と共に歩み、 みんなの健康を支えたいね」 と話している。





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