2010年11月02日

00.社会

万引防止へ西署が啓発

笑顔でポケットティッシュを配る参加者 - 万引防止へ西署が啓発

笑顔でポケットティッシュを配る参加者

県警や各民間企業などで構成される県万引き防止対策協議会が定める「万引き防止強化の日」の1日、和歌山西署は、和歌山市元寺町の(株)松源元寺町店(久野治幸店長)で街頭啓発活動を実施。本町地区地域安全推進員、同署管内の少年補導員、少年指導員ら約20人が、同店内などで万引きストップと呼び掛けるティッシュ約500個を配った。

同会はこのほど、万引き防止運動中と書いた黄色の腕章を作成。県内のスーパーなど110店舗で約700人が、万引き防止強化の日の毎月1日を中心に腕章を着用し、万引をさせない環境を目指す。また、各署管内で、積極的に万引の起こりにくい店舗づくりを目指す「万引き防止モデル店」を設定。同店も設定されている。

久野店長(53)によると、同店では、現金を持っているのに少量の食料品を盗む手口が多発しており、特に高齢者が多いという。久野店長は「腕章を着けることで警戒の効果が高まると期待している。店内放送などで活発に万引の防止を呼び掛けていきたい」と話している。

県警本部生活安全企画課街頭犯罪対策室によると、県内で発生した万引は、ことしに入って9月まで、単月で前年同月に比べて増加していたが、10月は前年同月比20件減の83件と減少した。





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