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「再婚する人も増えている」 と最近の婚活事情を話す白河さん |
和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで13、14の両日、「ふれあい人権フェスタ」など3つのイベントが同時開催され、初日は 婚活 を提唱したジャーナリスト・白河桃子さんが男女共同参画について講演した。イベントは人権尊重の社会づくりに向けて、県と県人権啓発センターが主催。白河さんは「幸せのカタチ~婚活事情から~」と題して、婚活が必要になった時代背景や現状などを語った。
白河さんは、長年の不況から若い男性の年収がどんどん減っていることを話し、結婚相手の条件に年収を入れている人ほど結婚できないと主張。女性も働いて男性の経済力をカバーしなければならない時代とし、「家事や育児に協力することが現代の男らしさ」「企業は職員が仕事以外の時間を増やせるようにワークライフバランスの導入を」と男性、企業に協力を求めた。
また、婚活中の女性には「待っていて結婚できる時代は終わった。積極的に自分から誘うこと」とアドバイス。日本人は独身女性の6割、独身男性の7割に付き合っている異性がいないというデータを紹介し、来場者に「周りに婚活している人がいたらどんどん誰かを紹介して、大きなお節介をやいてほしい」と呼び掛けていた。
会場ではこのほか、人権に関するパネル展示やワークショップ、各種ブースや体験コーナーなどさまざまなイベントが開かれ、2日目はウオーキングドクターのデューク更家さんが来場してトークショーを開催。両日合わせて1万700人でにぎわった。
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