2010年11月15日

02.政治・経済

告示後初の選挙サンデー、2陣営田辺でニアミス

任期満了に伴う知事選(28日投開票)は告示後初の日曜日となった14日、 現職の仁坂吉伸(60)=無所属、 自民推薦、 公明県本部支持=、 元県会議員の藤本眞利子(56)=無所属、 民主・国民新推薦=両候補が午前中に田辺市で支持を訴えた。 両候補は、 イベントでにぎわった会場でニアミス。 JR西日本シニア社員の洞佳和(62)候補=無所属、 共産推薦=は終日、 大票田の和歌山市を回った。

告示後初の選挙サンデー、2陣営田辺でニアミス


仁坂陣営 午前8時40分ごろ、 仁坂候補は 「農林水産業祭」 が開かれる田辺市民球場に街宣カーで到着。 真砂充敏市長や地元選出の県会議員、 振興局長らに迎えられ激励された。 イベント開始前で人出が少なかったが、 仁坂候補は球場内に設営されたブース1店1店に立ち寄り、スタッフらに声を掛けて、「よろしくお願いします」 と協力を呼び掛けた。 特に女性の反応は上々で、 握手を求める仁坂候補を囲んで笑顔で迎えていた。

9時20分ごろ、 仁坂候補が球場を出発しようとしているところに藤本候補が到着する一幕も。 仁坂候補は上富田町、 北山村も訪れ、 夜は新宮市の3カ所で演説会を開いた。

藤本陣営 藤本候補もこの日、 県内で2番目に人口の多い田辺市で活動をスタート。 球場外で街頭演説した後、 ブースを回り、 自ら積極的に声を掛けていた。 その後大票田の和歌山市へ移動した。

JR和歌山駅前では、 民主党青年局事務局次長の横粂勝仁衆院議員と前厚生労働政務官の山井和則衆院議員が 「和歌山を変えるためには新しいリーダーが必要だ」 と応援演説。 藤本候補は、雇用創出や県を観光経済特区にすることなど自身の政策を訴え、「皆さんの先頭に立って必ずやります」 と声を枯らしていた。 その後、 特別養護老人ホーム 「大日山荘」 で意見交換会、 木本自治会館などで個人演説会を開いた。

洞陣営 告示以来紀北筋を中心に活動している洞候補はこの日、 和歌山市内を集中的に回った。 午前中は街宣活動のほか市民団体の総会などであいさつした。

午後からのJR和歌山駅前の街頭演説会では、日本共産党政策委員長の小池晃前参院議員が応援に駆けつけ 「県民が主人公と言える県政を洞氏と一緒につくろう」と激励。洞候補は雇用問題や医療、 福祉の充実などを例に公約である 「暮らしと雇用、 県民が安心して暮らせる県政に」 と声を張り上げると集まった約400人 (主催者発表) から大きな拍手が送られた。

夜には自治会館で個人演説会を開くなど支持拡大に動いた。





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