2010年11月18日

02.政治・経済

参謀にインタビュー

中村裕一選対本部幹事長(50)

仁坂陣営
中村裕一選対本部幹事長(50)

経済をよむセンスに期待
「和歌山の経済の発展にずいぶん頑張ってくれたという印象。 財政再建を図りながら行政改革を進め、 ブレーキとアクセルを同時に踏むような難しい作業をやってくれた」。 仁坂氏の1期目を高く評価するとともに、 「経済に対する経験やセンスは今までの知事にないもの。 先見の明がある」 と2期目へ大きな期待を寄せる。

後援会活動は出馬表明した3月ごろから活発化。 和歌山市を中心に県内全域でミニ集会を重ね、 4年間の実績や今後の抱負を訴えてきた。 各会場はいつも人で溢れ、 先日に県民文化会館で開かれた決起集会には4500人 (主催者発表) が集まった。 「政局の影響はあると思う。 国政に対する不満を追い風に戦っていきたい」。

仁坂氏の性格については 「勤勉で、 いろんな人の意見を素直に聞くのが素晴らしい」 と評価。 「人口流出という現象は構造的な問題で容易ではないが頑張ってもらいたい。 いつか必ず人口増加へ逆転がある」 と期待する。


末岡民夫後援会長(77)

藤本陣営
末岡民夫後援会長(77)

男よりも度胸があるよ
10年前に藤本眞利子氏が初めて選挙(和歌山市議選)に出馬した時から後援会の会長を務めている。 「男より度胸があるよ。 お酒も強い。 今の時代は女性候補というのは珍しくないのかもしれないが、 どんどん前に進んで行ってほしい」 とエールを送る。

今回の知事選に出馬することを聞いた時は驚きではなく、 「来るべき時が来たのかな」 と思ったといい、 「いずれは上に行くべき人だと思っていたから」 と目を細める。

藤本氏が政治家を目指すことを決意し、19年間務めた小学校教諭をあっさり辞めたことに 「本当に思い切りがいい」 と振り返り、 今選挙で掲げる観光や教育などの重点施策について 「知事になればビシッと思い切った改革をしてくれるはず」。

対立候補は2期目を目指す現職。 「強敵だ。 山間部や郡部などに行けば行くほどそれを実感する」 とし、「(藤本氏は)取っ付きやすくて気取らない。 多くの人に支援してもらいたい」 と訴えている。


杉 勝則ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会事務局長(45)

洞陣営
杉 勝則ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会事務局長(45)

弱い立場を守る情熱
洞佳和候補(62)を 「人を裏切らない。 弱い人の見方」 と評価し 「経験に基づいた演説は弱い立場の人を大切にしているのが伝わり、 いつも話に引き込まれ聞きほれる。 『人くらし大切に』 に最もふさわしい人だ」 と魅力を語る。

旧国鉄時代には利用者の安全や社員の生活を守るために一人一人に目が届く活動を続けてきた。 その情熱に県政改革への期待を寄せる。

県内各地で街頭演説や集会を重ね、 話を交わす中で弱い立場にある人の声に耳を傾け暮らしを肌で感じてきた。 演説が始まると窓を開けて聞く人も多々。 「かかわる人たちのことが常に頭に浮かんでいるのが伝わる。 県民の暮らしを何とかしたいという思いが共感を得て支持につながっている」 と話す。

医療や福祉問題、 住宅リフォーム助成、 第1次産業を基幹産業に立て直すなど、 県民の生活の根底を支え、 経済を活性化させるという考え方に強い期待を抱いている。





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