2010年11月18日

00.社会

和歌山市のお見合いパーティーでカップル20組誕生

婚姻数を増やそうと和歌山市が10月から開始した 「お見合いパーティー」 (全9回)は、 まだ3回目が終わったところだが、 成立したカップルは20組を超えた。 参加費は5000円前後と比較的安価な設定であることや、 運営母体が行政であるため参加への敷居が低くなり、 参加者に安心感を与えているようだ。

今年度の新規事業 「元気わかやま少子化対策1・2・3事業」 の一環で、 お見合いパーティーは同事業の第2弾企画。 市が民間に委託し、 来年3月までパーティーが予定されている。

これまで、 10月3日、 23日、 11月14日にパーティーを開催。 それぞれ、 10組、 2組、 9組のカップルが誕生した。 各回とも男女20人ずつの参加で、 カップル成立率は3割。 ただ、 1、 3回目に限ると成立率は約5割と高い。 こども家庭課によると、 パーティーは盛況で、 終了後も帰らない人が続出。 カップルにはならなかったが意気投合して、 後日、 会う約束をする参加者もいたという。

申し込みは女性が圧倒的に多く、 定員の2倍の応募になることもある。 一方で男性は定員を少し超える程度の応募にとどまるという。

また、 ラジオ番組やJR和歌山駅前電光掲示板で市民から寄せられたメッセージを紹介する同事業の第3弾 「あいの応援団」 も好評だ。 これまでにラジオ番組に61件、 電光ニュースに17件の申し込みがあった。 家族への感謝をつづったメッセージが多いという。 同課は 「期待通りの反響。 もっと増えてくれたらうれしい」 と話している。





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