2010年11月21日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

来年2月紀州海南ひなめぐり、展示する人形を募集中

ひな人形の提供を呼び掛ける実行委のメンバー

ひな人形の提供を呼び掛ける実行委のメンバー

海南市伝統の「紀州雛」を生かしてまちを活気づけようと、地元有志による初のイベント「紀州海南ひなめぐり」が来年2月1日から3月3日まで、JR海南駅など3会場で開かれる。同実行委(東美智実行委員長)主催。期間中は駅や駅前商店街に数百体のひな人形をディスプレーする計画で、実行委は「押し入れなどに眠っているひな人形があれば、ぜひ提供していただきたい」と呼び掛けている。

実行委メンバーは、 7月に同市で開かれたまちづくり勉強会の参加者たち。 提案者は海南駅前一番街商店街でバッグ店を営む東さん。 「前からひな人形を使った町おこしができないかなと思っていました」 と話す。 実行委では現在、 毎週会議を開いてユニークな計画を練っているという。

イベントは 「ひなまつり」 を題材に、 地場産業の家庭用品や紀州漆器をからめ、 併せてPRする。 ひな人形の展示のほか、 海南駅ではたくさんのスポンジを使った 「巨大おひな様アート」 を来場者と一緒に制作。 駅、 駅前商店街、 黒江を回る1周3キロの道筋には、 シュロで作ったひな人形を飾って町歩きを促す。 黒江の 「うるわし館」 では、 「蒔絵」 でおひな様を描く体験もできる。 このほか飲食店と連携したイベントなども計画中という。

実行委では 「海南は本当に面白い町。 実際に歩けばガイドブックに載っていない楽しさが詰まっています。 イベントを通して地元の人にも海南の良さを再発見してもらいたい」 と話している。

ひな人形は種類を問わず募集。 貸してもらえる人形も募っている。 詳しくは同実行委 (TEL080・3840・0740) または海南市物産観光センター (TEL073・484・3233) まで。





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