2010年11月23日

00.社会

地引き網で国際交流

国際ボランティア組織KNOW

協力して力いっぱい網を引く参加者ら

国際ボランティア組織KNOW(大平洋和会長)は21日、和歌山市の片男波海水浴場で、和歌山在住の外国人と日本人が地引き網漁を体験するイベントを開き、日本人19人とアメリカや中国、インドネシアなどの外国人28人が捕まえた魚でバーベキューをして交流を深めた。

地引き網漁の体験では、皆で 「ワン、ツー、スリー!」 と掛け声を合わせて力いっぱい引き上げた。網には大きなタコやアジなどがかかり、バーベキューにしておいしそうに味わっていた。

和歌山大学留学生でフィジー出身のルオ・メイリエンさん(24)は 「網を引くのはとても力がいって大変だったけど、初めて日本でこんな体験ができて楽しかった」と笑顔だった。

同団体は、日本人と外国人、外国人同士の交流の場を増やそうと、昭和63年に設立。ヨットクルージングやハイキング、新春パーティーなど季節を通じてイベントを開いている。

大平会長(68)は 「個人的な付き合いの広がりが、国境のない平和な世界につながるはず。この場だけの友情でなく、お互い今後も続いていける関係をつくれれば」 と話していた。





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