2010年11月23日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

初の粉河検定に100人が挑戦

受検者に問題を配る実行委員

受検者に問題を配る実行委員

多くの歴史文化を残している紀の川市粉河の町を知ってもらおうと、第1回「粉河検定試験」が21日、 市商工会粉河支所などで開かれ、 約100人が受検した。 試験結果は29日、 同支所掲示板に受験番号で張り出されるほか、同商工会ホームページにも掲載される。 同検定実行委員会の山田尚司委員長(65)は「この日を迎え晴れ晴れした気分です。 今後も毎年開催し、粉河をさらに知ってもらうきっかけにしてもらい、 語り部育成にもつなげたい」と話している。

検定は制限時間90分。 自然、 観光、 歴史、 文化財、 特産品など幅広い分野から四択で100問が出題された。 開始前、 笑顔を見せていた受検者も、 用紙が配られると一斉に真剣な表情で問題に向かっていた。 受検者には1級 (90点以上)、 2級 (89~70点)、 3級 (69~50)、 4級 (49点以下) の認定証が送付される。

母親が粉河出身で受検したという市立荒川中学校3年の小林綾さん (15) は 「検定は難問でした。 でも、 勉強する上で、 粉河にはいろんな歴史があることが分かりました」 と話していた。

同検定は、 昨年10月に企画が上がり、 ことし2月下旬に第一回実行委員会が開かれ、 委員に地元各機関から約20人ほどが参加していた。 問題は元中学校教諭の増田博さんを中心に作成した。





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