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開設に向けて意気込む板倉委員長 |
5年後に控えた紀の国わかやま国体に向けて来年4月、和歌山市本町の複合商業施設フォルテワジマに県のスポーツ文化・歴史を展示する「和歌山スポーツ伝承館」がオープンする。県民のスポーツの関心を高めるとともに、和歌山市の中心市街地の活性化を図るのが目的。県内のスポーツの記録や選手の成績を紹介し、県内外に発信する。
設置団体は「わかやまスポーツ伝承館実行委員会」(委員長=板倉徹県立医科大学理事長)で、同会によると会は県内の著名人38人(24日現在)。今年度の事業予算は1488万6648円。年間の来場者数は5万人を見込んでいる。
展示物など具体的には決まっていないが、サッカー日本代表の駒野友一選手や水泳の前畑秀子選手など県出身で著しい成績を収めた競技者の資料やパネルなどを予定。県のスポーツ文化・歴史にゆかりのある人物を紹介したり、野球王国和歌山に関する資料や、テーピングの技術などを習得する体験・体感コーナーも設置するという。また、講演やスポーツ教室など各種イベントも行う。入場料は未定となっている。
愛称を募集
同委員会は伝承館の愛称を募集する。応募方法は愛称・住所・氏名・連絡先を明記しファクスか郵送で。採用された人には記念品が贈呈される(採用愛称が複数人の場合は抽選で一人)。締め切りは12月20日。
問い合わせ、 応募先は同委員会(TEL・FAX073・423・2215、 和歌山市本町2―1 フォルテワジマ6階) まで。
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