2010年11月30日

02.政治・経済

「また、一緒に仕事だ」仁坂さん2期目スタート

女性職員から花束を受け取り笑顔の仁坂さん - 「また、一緒に仕事だ」仁坂さん2期目スタート

女性職員から花束を受け取り笑顔の仁坂さん

知事選から一夜明けた29日朝、対立候補に大差をつけて再選を果たした仁坂吉伸さん(60)は和歌山市小松原通の県庁に初登庁し、「ものすごくたくさんの支持を県民の皆さんからいただいたから、それを今度はきっちり返していかないといけない。そういう使命感にあらためて燃えている」と述べ、心機一転、2期目をスタートさせた。

県庁の正面玄関に到着した仁坂さんは大勢の職員や県会議員らに出迎えられ、女性職員から花束を受け取ると満面に笑みを浮かべた。仁坂さんは今回の選挙で前回(19万5719票)を大きく上回る25万9200票を得たことについて「すべてここにいる皆さんの汗と努力の結晶」と感謝し、「さぁ、また仕事だ。皆さんと一緒に仕事だ」と力強くあいさつ。職員らの大きな拍手に包まれながら、4年間慣れ親しんだ庁舎へと戻った。

仁坂さんは休む間もなく公務に取りかかり、この日開会した県議会12月定例会の本会議に出席して、一般会計補正予算案など36議案を提出。午後には改修工事が完了した知事室で久しぶりの記者会見を開き、今回の選挙を振り返った。投票率が43%と低かったことについては、「好ましいことではないが、皆さん『大丈夫だろう』と安心して棄権されたんじゃないか」と分析。「選挙活動を通して『もっと頑張らな、いかん』とあらためて感じた。皆さんの期待を裏切らないようにするのが2期目の大目標ですね」と述べた。





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