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掛け声を上げる署員 |
年末年始特別警戒の初日の1日、和歌山西署(和歌山市吹上)は、出陣式を行い、同署管内のボランティアらが見守る中、署員たちは白バイやパトカーで同署管内のパトロールへ出発した。
県内各署では、金融機関やスーパーなどでの強盗事件、飲酒運転の事故など、あらゆる犯罪の発生が懸念される年末年始に、署員総ぐるみで防止しようと、1月10日までを特別警戒期間としている。期間中は金融機関への立ち寄り、街頭パトロールの強化などに徹する。
出陣式は署員たち約50人が参加。同署の三原秀署長が署員の整列やけん銃を入念に視閲。生活安全課課長の田中健次警部が三原署長に 「署員一同一致団結して、事件事故の未然防止に万全に挑みます」 と決意表明した。またこの日、駆け付けた市民団体、孫市の会の森下幸生会長が 「年末年始特別警戒、大成功間違いなしじゃー」と声を張り上げ、署員も大きく拳を突き上げ、治安維持への意識を新たにした。
同署管内の刑法犯認知件数は10月末現在、前年同期比328件減の1246件と減少しているが、11月に入り前年同月比で増加傾向にあり、自転車盗などが増えているという。
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