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表彰状を手にする尾久土教授左と秋山教授 |
ことし6月に地球に帰還した小惑星探索機「はやぶさ」 の偉業をたたえる表彰式が2日、東京都千代田区の内閣府で行われ、和歌山大学がサポートチームの一員として感謝状を贈られた。
表彰は 「はやぶさ」のプロジェクトチームと、それを支えた19の大学や研究機関と99の企業、合わせて118の関係者に海江田万里宇宙開発担当大臣と高木義明文部科学大臣から贈られた。
和歌山大学のチームは長年にわたって科学や普及教育などの面からサポートし続けてきた。
はやぶさの帰還の時には現地オーストラリアのウーメラ近郊でインターネット中継を行い、全国に名をとどろかせた。
この日は、和歌山大学観光学部の尾久土正己教授と同大学宇宙教育研究所所長の秋山演亮特任教授が代表して賞状を受け取った。
尾久土教授(49)は「はやぶさが帰還しカプセルの中に粒子が入っていてすべての目的が達成できたことがうれしい。また、国民がはやぶさの活躍を知って科学に興味がなかった人も興味を持ってくれたのが何よりの喜び」 と話していた。
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