2010年12月03日

02.政治・経済

和歌山市のサービスセンター周知不足?

和歌山市が先月1日から市内の大部分の支所・連絡所の窓口業務を市内5つのサービスセンターに移管したことについて上島勲市民環境局長は2日、 開会中の市議会本会議で、 1カ月間で1万1214件の利用があったが、 うち約4000人が間違って支所・連絡所を訪れていたことを明らかにした。 本昌純議員(市民)の一般質問に答えた。

サービスセンターは行財政改革の一環で実施。 住民票や印鑑証明などの発行のほかに、 市役所本庁舎のみで実施していた各種税証明書や国保被保険者証などの発行もできるようになった。 自治振興課は 「窓口業務自体は、 大きな問題もなくおおむね順調」 だという。

市は、 サービスセンター開始を告知するため、 9月に市内全戸へのチラシ配布、 10月以降も市報掲載、 テレビとラジオのスポット放送などを行った。 しかし、 利用者の3分の1が支所・連絡所を訪れた。 上島局長は 「十分な周知ができていないのが現状」 と述べ、 来年度開設予定の北サービスセンター (仮称) にも触れながら 「機会があるたびに市民に知らせ、 自治会の協力を得るなど粘り強く周知したい」。 大橋建一市長は 「まだまだ周知不足。 今後はいろんな手法を講じたい」 と述べた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


02.政治・経済 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif