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うさぎの絵馬を取り付ける作者の高野さん |
迎春準備開始。和歌山市和歌浦西の和歌浦天満宮(小板政男宮司)は4日、境内に掲示している大絵馬を来年のえとのうさぎに掛け替えた。
描いたのは洋画グループ 「四季の会」 に所属している高野真次郎さん(68)。東京都五日市町の郷土玩具をモチーフにし、車輪の上に乗った大きなうさぎと張り子の小さなうさぎが対面するように愛らしく描かれている。同時に、5匹の毛色が違ううさぎと紀南の金剛岩を背景にした小絵馬も奉納した。2カ月がかりで仕上げたという。
普段は油絵で風景画などを描いているという高野さんは 「絵馬にふさわしい絵柄にすることに気を遣いました。楽しく描くことができました。多くの参拝者に見てもらえたら」 。小板宮司(70)は「絵の技術を生かしていただきありがたい。来年はうさぎのように飛び跳ねて景気も良くなればいいですね」 と笑顔で話していた。
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