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県難病・感染症対策課は6日、インフルエンザとみられる集団風邪で海南市の下津小学校4年(1クラス)が7日から3日間の学年閉鎖の措置をとったと発表した。今シーズン県内で最初の集団風邪。同校4年クラスは6日、34人中17人が風邪で欠席した。
県内50医療機関からの報告によると、11月の第3週(15~21日)が1定点当たり患者1人、第4週(22~28日)が2人で、寒い季節を迎え、例年通り増加傾向にあるとみられる。
昨シーズンは新型ウイルスの流行でシーズン最初の集団風邪の発生報告は8月31日だったが、今シーズンは全国的に季節型であるA香港型の流行の兆しがある。
国立感染症研究所感染症情報センターによると、同センターの10月18日から11月21日までのウイルス分離状況ではA香港型が133件、新型(A/H1N1)43件、B型5件。
インフルエンザウイルスは非常に感染力が強く、集団生活の場所であれば多くの人が急速に感染する可能性がある。このため、県は予防接種を受けたり、外から帰ったら手洗いやうがいをするよう呼び掛けている。
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