2010年12月09日

00.社会

生徒と教諭、保護者が意見交換、県和歌山高

 要望を伝える生徒会メンバー

要望を伝える生徒会メンバー

和歌山市新庄の県立和歌山高校(川恒弘校長)は8日、 生徒が主人公 の学校をつくっていこうと、生徒、教諭、保護者が話し合う「WAKAフォーラム」を開いた。

和歌山大学教育学部の越野章史准教授をコーディネーターに招き、 「みんなで語ろう 学校・家庭・地域のこと」 をテーマに話し合った。生徒会が事前にとった校内アンケートを基に、 「特別教室にエアコンを付けて」「駅までの道に街灯を設置してほしい」など要望が多かった意見について、エアコンは 「開けたままにできるよう網戸が付いた」と代替案で対策していることを踏まえ、育友会から「耐震工事のこともあり、優先順位がある」 と意見が出た。駅までの道は暗く、「田んぼに落ちる生徒もいる」 という意見には教諭から 「自治会と相談している最中で地域のものとして付けたい」 「生徒は署名運動で呼び掛けていけばどうか」 など活発な意見が飛び交っていた。

同フォーラムは、2年前に育友会と生徒会が個別に開いていた懇談会を合わせたもの。これまで夏服の長袖着用が認められるなど、声が生かされている。





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