2010年12月09日

02.政治・経済

けやき大通り再開発事業、商業棟の外装完成

11月に完成した商業棟「けやきONE」

11月に完成した商業棟「けやきONE」

民間主導による県内初の都市再開発事業として注目されている和歌山市美園町の 「けやき大通り第一種市街地再開発事業」 で、 このほど商業棟 「けやきONE」 (4階建て)の外装工事が完成した。 今後、 レストランなど10軒程度のテナントが入る予定だ。 関係者は 「新たな人の流れができてほしい」 と期待を寄せている。

同開発事業は一時、 景気低迷で計画が停滞したが、 昨年11月に都市再生機構が事業参画することが決まり、 再び動き始めた。 計画場所の古い倉庫があった土地を更地にし、 ことし3月1日から商業施設やホテル、 マンションの本体工事を開始した。

市都市整備課によると、 来年9月に完成予定の分譲マンション(全78戸・14階)は販売が好調で、 11月1日現在すでに十数戸しか残っておらず完売目前。 大部分が2000万円台に設定され、 JR和歌山駅に近いなど立地条件の良さが受けているようだ。

外装が完成した商業棟は、 年明けに本格的な内装工事を始める予定で、 レストランやコンビニ、 事業所などのテナントが入るという。 ホテルは平成24年4月オープンを目指して計画が進められている。

けやき大通りの整備が 「同大通り再生検討委員会」 で話し合われており、 今後は周辺のビルの建て替えなども行われるといい、 市内のメーンストリートの変化に目が離せなくなりそうだ。





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