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救助艇を点検する海保の職員 |
国土交通省が定める「年末年始の輸送等に関する安全総点検」(10日~1月10日)の初日、和歌山運輸支局、和歌山海上保安部は、南海フェリー(兜秀昭社長)の乗客船 「つるぎ」 (2604トン)の安全点検を行った。
南海フェリーでは、平成19年11月に漁船との接触事故が発生した。乗客にけがはなかったが、各船での安全対策を強化し、 現在、 無事故無違反達成1200日を目前にしている。
この日、同支局の土井眞三支局長、同部の乾敏朗部長が点検指揮官を務め、両機関から約20人が参加した。
同船に備えられている救助艇の点検、消火栓や消火器、乗客用の救命胴衣約650着を万が一の事態に使用できるかどうかを確認。救助艇、救命器具、消火設備など船内の設備に不備はなかった。
乾部長は 「慌ただしい年末年始だが、安全に運航してもらいたい」 、土井支局長は 「設備に異常はなかった。客に安心して乗ってもらえるよう、万全を期してもらいたい」 と講評。兜社長は 「常々安全運航を心掛けているが、安心して乗ってもらえるよう、さらに努めていきたい」 と話していた。
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