2010年12月11日

02.政治・経済

エウルトゥールル号映画化実現へ、知事が前向きな答弁

串本町が実現に向けて取り組んでいるエルトゥールル号の遭難をテーマにした映画制作について、仁坂吉伸知事は10日、「県としてもできる限りの協力をしていきたい」と積極的に推進していく意向を示した。この日の県議会本会議で前芝雅嗣議員(自民)の一般質問に答えた。

前芝議員は、地域活性化や観光振興につながることから映画のロケ誘致に力を入れている他県の状況などを説明し、「本県には両国友好の原点となる素晴らしい物語があり、他県より有利な状況にある。もし映画がヒットすれば大変な経済効果だ」と県に一層の協力を要請。

仁坂知事は、実現に向けて町と連携して民間企業の賛同を得るための活動などに取り組んでいることを話し、「映画化することは和歌山の名誉でもあるし、観光振興の面でも非常に意義あるもので、大変期待している。現在、担当部局で映画制作関係者と定期的に会合を持ち、情報交換している」と取り組みの現状を紹介した。





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