2010年12月13日

00.社会

県社労士会が若者向けセミナー

「社長の立場になって誠実な仕事を」 と話す濱田さん

「社長の立場になって誠実な仕事を」 と話す濱田さん

県社会保険労務士会(牧宮幸一郎会長)は11日、和歌山市北出島のプラザホープで就職を控えている学生などを対象にしたセミナーを開き、会員の濱田隆太郎さんが労働基準法や働く上での心構えなどについて講演した。

約40人が参加。濱田さんは労働者の権利について 「会社から賃金を受け取ること」 、義務について 「会社に誠実な労務を提供すること」 と説明し、 「中には給料をもらうことしか考えていない人もいる」 と、権利ばかりを主張する労働者がいることを指摘。社員にボーナスを支払うため、金策に苦労して相談に来る社長が多い現状を紹介し、 「使用者(事業主や上司)の視点を持てる社会人になっていってほしい。そのことが誠実な労務につながっていく」 と語り掛けた。

同会は社会貢献活動の一環として、毎年12月2日の労務士法の施行記念日に合わせて年金相談会などを続けており、ことしは就職難ということから 「若者に役立つものを」 と初めてこのセミナーを開いた。





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