2010年12月16日

00.社会

杉谷さんと弦楽四重奏演奏

繊細かつ華やかな演奏で魅了した杉谷さんとゲヴァントハウス弦楽四重奏団の4人

繊細かつ華やかな演奏で魅了した杉谷さんとゲヴァントハウス弦楽四重奏団の4人

ピアニスト杉谷昭子さんとライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団による 「室内楽の夕べ」 が15日、和歌山市の市民会館小ホールで開かれた。杉谷昭子和歌山後援会(岡畑精記会長)主催、大阪・神戸ドイツ総領事館、日独協会、本紙など後援の日独交流150周年記念事業。典雅な響きや、息の合った繊細かつ華やかな共演を満席の約600人が堪能した。

同弦楽四重奏団は200年以上の歴史をもち、実力はヨーロッパ随一と評される弦楽四重奏団。和歌山市初となる今回の共演は、同市出身の杉谷さんの40年にわたるドイツでの演奏活動と、25年にわたる同団との共演、友情により実現した。

四重奏団により、モーツァルトの弦楽四重奏曲 「狩」 とシューベルトの弦楽四重奏曲「ロザムンデ」 が演奏された後、杉谷さんが加わりシューマンのピアノ五重奏曲変ホ長調を披露。会場から 「ブラボー」 の歓声と割れるような拍手が沸き起こった。

ちょうど和歌山市に帰省中という女性(33)は、「それぞれ時代と趣が違う室内楽曲で面白かった。クラシックをもっと聴きたくなりました」 と話していた。





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