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平成24年に校舎の改築工事が始まる紀の川市立打田中学校で、保護者らが改築後も現在の自校給食方式を残してほしいと市教委に訴えている問題で、市教委は「小中学校は給食センター方式で統一する」方針を固めたことが20日、市教委への取材で分かった。
学識経験者や学校関係者、保護者でつくる「市の望ましい給食のあり方検討委員会」が今月初旬、4回の会合を開き、「市内同等なサービスをする必要がある」として、センター方式を採用するよう答申していた。市教委では「答申を尊重すべき」と判断したという。市教委学校教育課では「計画が進む中、打田中学校だけ自校方式ということはできない」と話している。
自校給食の存続を訴えてきた「打田中学校の自校給食を守る会」では「センター方式になるとしても、せめて旧町単位で施設を建設してもらうように働き掛けていく。4000人の署名を無駄にしたくない。今後は小学校も関係してくるので運動を継続していく」と話している。
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