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左から2人ずつで、「いかフライ90g」、「毬栗」、「弾幕一世」のメンバー |
19日に御坊市で開かれた「第4回きのくにロボットフェスティバル2010」(同実行委主催)の高校生部門で、和歌山市西浜の県立和歌山工業高校(西英雅校長)が上位3位を独占。県内6校から8台が出場する中、機械工作クラブのロボット「毬栗(いがぐり)むいちゃいました。」が優勝した。操縦した3年生の清水紳さん(17)は「(3年目で)やっと優勝できてうれしいです」と喜びを爆発させた。
同大会は、フィールド内に用意された20個のボールをロボットが集めて内部の発射台まで運び、2メートル先の相手チームのかごに入れるという「ロボットの玉入れ」。
「毬栗」のロボットは、本体と分離して防御する小型ロボットを搭載していたが、今大会からルールが変わり、分離が反則になるとして、急きょ作り替えて勝負に挑んだ。
同門対決となった対「いかフライ90g」(同校メカトロ技術部)との決勝戦では、「いか」が20個のボールのうち、17個を集め、大きくリードされたが、敗色濃厚となったところで「いか」の電気系部品が原因不明のトラブルに見舞われ逆転V。運も味方したようだ。
チーム毬栗は「ボールを飛ばす精度を高めたい」と、毎日放課後学校に遅くまで残り、生徒と教諭共に汗を流し頑張ってきたという。「何回も大会に出て、やっと」という安堵感に包まれていた。高校生部門の1~3位(いずれも和工)のチームは次の通り。
優勝=機械工作クラブ「毬栗むいちゃいました。」▽2位=メカトロ技術部「いかフライ90g」▽3位=機械工作クラブ「弾幕一世」
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