連続コンビニ強盗、容疑者の男を逮捕

自宅付近のコンビニで現金を奪ったとして、和歌山西署は21日、和歌山市三木町堀詰、無職、中佑仁容疑者(42)を強盗の容疑で逮捕した。

同署によると、中容疑者は15日午前3時26分ごろ、同市十二番丁のファミリーマート和歌山十二番丁店で、男性店員に対し果物ナイフを突き付け、 「兄ちゃん悪いなあ」 と言い、現金2万円(1000円札20枚)を奪って徒歩で逃げたという。

同署は、付近のコンビニなどの防犯カメラの確認、聞き込みなどから、中容疑者を割り出した。また中容疑者は、21日早朝にファミリーマート和歌山三木町店(同市和歌町)で現金約6万円を奪った強盗事件についても容疑を認めているという。両事件の凶器は同じ果物ナイフだった。中容疑者は、自宅から半径約600メートルのコンビニで犯行に及んでおり、自動車の運転免許証を持っていなかったため、自転車か徒歩で犯行に及んだ可能性が高いという。

中容疑者は 「一人でいる寂しさを紛らわすために、酒びたりの生活を送っているうちに金がなくなり、コンビニで強盗をしてしまった」と容疑を認めている。