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演奏する粉河KLBの部員たち |
紀の川市の県立粉河高校KLB(粉河ラテンバンド)、海南市の市立東海南中学校音楽部、同市立海南第二中学校吹奏楽部は25日、JR和歌山駅西口(和歌山市美園町)のわかちか広場で「歳末たすけあいジョイントコンサート」 を開いた。
今回で5回目。学生たちは日ごろの練習の成果を披露するとともに会場に募金箱を設置して「NHK歳末たすけあい義援金」 への協力を呼び掛けた。
KLB(31人)は 「クリスマスディスコキャロル」 「マンボジャンボ」 「アメリカンパトロール」 とラテンの曲など約12曲を2部構成で演奏。部員が曲紹介をすると会場からは 「頑張れ」 と大きな声援が飛んだ。アップテンポでノリのいい曲に合わせ体でリズムをとったり、手拍子を打ったり会場は熱気を帯びた。
毎年来ているという松下雅督さん(81)は「ラテンのリズムが好き。ここがダンスホールだったら踊りたいです」 と笑顔。2年生の木村安希部長(17)は 「去年よりも大勢来てくれてうれしい。明るい曲をたくさん選んだので楽しんでもらえたのでは」 と話していた。
募金はNHKを介して、国内の災害被災地や各福祉団体などに寄付される。
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