2010年12月27日

00.社会

シャンソン好き3人組が1月からライブ活動展開

和歌山シャンソン協会

練習に励む上野山さん、 藤田さん、 土井さん(左から)

和歌山シャンソン協会(橋本佳代会長)でシャンソンに親しむ50代の主婦3人が、 名前の頭文字を取ったトリオ名EKKで1月からライブ活動を展開する。 初ライブ(1月23日、 ホテルグランヴィア和歌山)は、 約80席のチケットがすでに売り切れており、 メンバーの一人の藤田和子さん(57)=和歌山市楠見中=は 「みんなの前で楽しく歌って、 成功させて次へつなげていきたい」 と意欲を燃やしている。

トリオは、 シャンソン歴7年の上野山英子さん(59)=同市和歌浦=、 同じく7年の土井享子さん(52)=同市本町=、 同5年の藤田さん。

3人は、 橋本会長(57)が指導する教室に別々に通っており、 発表会などで顔を合わせ、 意気投合したという。 「いつか自分たちでシャンソンのイベントしたいね」 と話していたところ、 藤田さんがことしの夏に左手を骨折、 「自由な時間ができたとたん、 重い腰が上がって。 『ライブしよ』 って声を掛けました」 と笑う。 秋ごろから構想を練り始め、 会場交渉やチラシの作成など、 橋本会長のアドバイスを受けながら慣れないイベント準備に取り組んできた。

練習嫌いなのに、 出たがり、 目立ちたがりという3人はライブでは橋本会長の伴奏で、 ソロを3曲ずつ、 合唱を1曲、 会場と一緒に1曲を披露する。 「ラストダンスは私と」 「愛の讃歌」 などポピュラーな曲を選ぶことを心掛けた。

多忙な橋本会長とのスケジュールの調整で、 3人集まっての練習は月に1回しかできず、 自主練習に励んでいる。

上野山さんは 「それぞれの持ち味が出るライブになれば」、 土井さんは 「シャンソンを知ってる人も知らない人も楽しんでほしい。 慣れない司会も頑張りたい」、 藤田さんは 「ファンがついてくれるようなライブにしたい」 と話している。 3人は今後も、 不定期でライブを開くという。





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