2011年01月06日

00.社会

1月10日は110番の日

110番は緊急時に利用して!。 県警本部は、 1月10日の 「110番の日」 を中心に、 110番の正しい利用をPRする。 10日は、 世界選手権など体操で活躍した和歌山出身の田中和仁・理恵兄妹を招き、 和歌山市内で啓発パレードを実施。 県内各署や交番へ 「緊急時 急がずあわてず 110番」 など標語を書いたオリジナルのポスターを掲示したり、 県立ろう学校でメールを使った110番の方法を教えるなどさまざまな活動を展開する。

県警本部地域指導課がまとめた110番受理状況によると、 平成22年中の受理件数は前年比2050件増の7万4734件で、 そのうち有効だったのは1511件増の6万681件、 有効でなかったのは539件増の1万4053件。 受理件数に占める有効件数の割合も増加傾向で、 22年中は約82%となり、 有効件数とともに過去最高となった。 110番通報は約7分19秒に1件、 県民16人に1人が利用したことになる。

有効件数で最も増加したのは、 駐車場内などでの物損事故の届け出で前年比909件増の1万1759件、 次いで口論やけんかの届け出が225件増の2660件だった。 また、 携帯電話からの受理件数も年々増え、 65・5%を占めた。 GPS(全地球測位システム)機能付きの携帯電話からの通報で、 位置表示システムにより、 川や山間部で遭難した人の早期救助につながるなど奏功例もあったという。

同課通信指令室は 「携帯電話の普及に伴って、 受理件数も増えている。 事件や事故など緊急事態には積極的に利用して」 と話している。

同課は、 急がない相談などは、 警察相談ダイヤル(TEL073・432・0110)、 (♯9110)の利用を呼び掛けている。





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