2011年01月11日

00.社会

体操の田中兄妹が正しい110番利用呼び掛け

パレードに参加する田中兄妹(10日、中ぶらくり丁で)

パレードに参加する田中兄妹(10日、中ぶらくり丁で)

体操の世界選手権で活躍した岩出市出身の田中和仁さん(25)、 理恵さん(23)兄妹が 「110番の日」 の10日、 和歌山県警の110番・万引防止イベントに登場した。 2人は県警本部の音楽隊とともに、 ぶらくり丁周辺をにぎやかに行進。 和歌山の若きスターに、 沿道の人たちは応援の声を掛けたり、 写真を撮るなどエールを送っていた。

和歌山市小松原通の県警本部庁舎で、 県警本部幹部が、 和仁さんを一日和歌山西署署長、 理恵さんを一日通信指令室長に任命。 警察官の制服を着た2人は110番通報を受ける通信指令室で、 通報を受けてからパトカーが出動するまでの流れなど説明を受けた。

ぶらくり丁周辺の京橋プロムナードではパレードの出発式が行われ、 県警本部の山岸直人本部長は 「110番は緊急利用であることをアピールし、 万引を許さない気運を高めていきたい」 とあいさつ。 和仁さんは 「万引は犯罪です。 皆さんの力でなくしましょう」、 理恵さんは 「正しい110番の利用を身につけてください」 と集まった人たちへ呼び掛けた。

2人は市立和歌山高校バトン部、 防犯ボランティア団体と、 中ぶらくり丁のアーケード内などを練り歩き、 笑顔で手を振るなど声援に応えていた。

和仁さんは 「警察官が指令室で働いている姿を見て、 間違った通報をしないよう気を付けてほしいと思った」、 理恵さんは 「警察官の制服はぴしっとしてて固い感じ。 警察の仕事が分かり、 この貴重な経験を忘れずに頑張りたい」 と話していた。





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