2011年01月12日

00.社会

藤戸台小学校4月開校へ着々

昨年末に完成した藤戸台小校舎の正面

昨年末に完成した藤戸台小校舎の正面

和歌山市栄谷の新興住宅地 「和大学園前ふじと台」 に4月1日開校予定の藤戸台小学校の校舎が、完成した。 平成5年の有功東小学校以来18年ぶりの新設校で、 初年度は児童数526人、 17学級となる。 設計・施工は、 浅井・吉本特定建設工事共同企業体(代表者・浅井建設(株)、 坂本時夫社長)。

ふじと台の大規模な開発で人口が急激に増え、 それに伴い児童数も増加。 校区となる貴志小学校はここ数年、 中庭にプレハブの仮設校舎を建設して本校舎の教室不足を補っていた。 今年度の児童数は854人、 29学級あり、 来年度の新入生を受け入れる余裕はなく、 市教委は 「間に合ってよかった」と話す。

藤戸台小には、 基本的にふじと台に住んでいる児童が通学する。 住民基本台帳を基にした児童数は、 23年度526人▽24年度604人▽25年度669人▽26年度722人▽27年度732人となり、 これから数年間は増加していくと予想されている。

教育施設課によると、 同校の敷地面積は2万252平方メートルで、 校舎は軽量鉄骨造2階建て、 延床面積5866平方メートル。 普通教室24室、 特別教室8室(エアコン完備)、 多目的室、 市立小学校として初めてエレベーターも設置。 外観は茶色を多用したモダンなデザインで、 普通教室などの床や壁に紀州材を採用した。 廊下の長さは113メートルある。

現在建設を進めている体育館は鉄骨造2階建て、 延床面積約1206平方メートル、 グラウンド面積は7539平方メートル。 プールは平成25年末までに設置するという。 また、 学童保育も80人程度募集するといい、 貴志小学校での待機児童解消につながることが期待される。





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