2011年01月16日

00.社会

和歌山市が「市民協働大賞」創設

「協働のまちづくり」を周知させようと、和歌山市は「わかやま市民協働大賞」を創設した。NPOなど市民公益活動団体が他の団体や企業、大学、行政などと協働で実施している事業を自薦・他薦問わず募集し、優良なものを表彰する。募集は2月4日まで。

市は、NPOやボランティア、地域コミュニティ、企業、教育機関などのさまざまな主体が公共サービスを担う体制を構築する「協働のまちづくり」を推進している。しかし、市民の間には浸透しておらず、分かりやすく事業を知ってもらおうと同賞を創設した。表彰された事業は、市の広報紙「市報わかやま」やホームページなどで紹介される。

応募の対象になる事業は、市民公益活動団体が、ほかの市民公益活動団体またはそのほかの団体と協働で行った事業▽応募の前年度に実施した事業、または当該年度に実施した(実施している)事業▽応募に当たって、応募事業の実施団体の了解を得ていること▽今後も継続的に実施される見込みであることの要件すべてを満たしている必要がある。

対象とならないのは、営利目的の事業▽宗教上の教義を広める目的の事業▽政治上の主義を主張し、支持し、またはこれに反対することを目的にした事業及び団体▽公序良俗に反する事業及び団体。

2月中旬に一次審査(書類選考)があり、26日に二次審査(公開プレゼンテーション)、3月中旬に表彰式が行われる。

詳しい問い合わせは、NPO・ボランティア推進課(TEL073・402・1213)へ。





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