2011年01月18日

00.社会

「居酒屋甲子園出ませんか」和歌山で説明会

参加者に居酒屋甲子園について話す中谷代表 - 「居酒屋甲子園出ませんか」和歌山で説明会

参加者に居酒屋甲子園について話す中谷代表

全国の飲食店が接客などを競う「居酒屋甲子園」に出場し、地元に愛される店づくりに生かしてもらうよう呼び掛ける説明会が17日、和歌山市十二番丁のもつ鍋店「歌舞氣魂かくらや」で開かれた。同店を営む(株)わらいや(金浩伸代表取締役)と、炭焼きジンギスカンと小料理の店けむり屋(木村充宏代表)主催。京都を中心に居酒屋など6店舗を経営、居酒屋甲子園で入賞した(株)あんじグループの中谷安志代表(44)を招き、県内の飲食店、美容室関係者約20人が参加した。


居酒屋甲子園は、NPO法人居酒屋甲子園(東京、松田真輔理事長)が運営。平成18年からスタート。エントリーすると、覆面の調査員が訪れ接客や料理などについて50項目を調査。各種審査を経て、一次・二次予選、最終予選を勝ち抜けば、決勝で店の取り組みをプレゼンテーションできる。開始当初、参加は全国で200数店舗だったが、年々数を増やし、平成22年は約1100店舗が名乗りを上げた。県内の飲食店から昨年、10店舗が参加した。

中谷代表は、「飲食店の人は共通の悩みがあるはず」と切り出し、「適切なアドバイザーがいないのも事実」と主張。居酒屋甲子園に出るようになったことで、会計や仕入れ、アルバイトの教育などについて、意見を聞いたり、参考になる取り組みをしている店舗と出合えたことを振り返った。

インターネットや雑誌では分からないことを学ぶことができ「新しい業態について知ったり、人とのつながりは何ものにも変えられない」とも強調。「ようは店にどう生かすか、居酒屋甲子園をツールにすることが大切」と呼び掛けた。

このほか、(株)中心屋の齋藤忠孝代表、(有)そうこの木下圭代表が、居酒屋甲子園に参加したことでスタッフの意識に変化があったことや、店にもたらした効果について紹介した。

第6回の居酒屋甲子園の参加申し込みは31日まで。詳しくはホームページ(http://www.izako.org)へ。





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