2011年01月22日

00.社会

日本学生野球協会の優秀選手に向陽の西岡前主将

受賞の盾を手に西岡選手㊨と宮下会長

受賞の盾を手に西岡選手右と宮下会長

日本学生野球協会から平成22年度優秀選手に選ばれた県立向陽高校野球部前主将で3年生の西岡俊揮選手(18)が21日、和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校で表彰された。同校では、初めてとなる受賞に西岡さんは 「賞に恥じないように、これからも精進していきたい」 と胸を張った。

学業が優秀で、ほかの模範となる高校野球選手を各都道府県の高野連から推薦し、同協会の審議で決定される表彰で今回が43回目。

西岡選手は、同部主将として36年ぶりの選抜大会に出場し、ベスト16入りに貢献。2年生の時に県選抜チームに選ばれ、副主将に抜擢された。シンガポールと香港に遠征し、国際感覚を養った。成績も良好で、現在は国公立大学進学を目指して学業に励んでいる。大学に進んでも野球を続け、将来は指導者の道に進むという。

式には母・小百合さん(48)が同席。県高野連の宮下和己会長から、各県で選出された優秀選手の名前が記されている盾が手渡された。宮下会長は 「甲子園の思い出と一緒に戦った仲間たちの思いを受け止めて頑張ってほしい」 とエール。小百合さんは 「向陽高校野球部に対して、評価していただけたと思っています。ありがとうございます」 と話した。西岡選手は 「先輩から伝統を受け継げたこと、21世紀枠に選ばれたこと、勝てたことが重なった」 と受賞について語り、 「向陽の校訓である 『文武両道』を今まで一生懸命実践してきた結果。向陽に来てよかった」 と笑顔で話した。





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