2011年01月24日

00.社会

近畿の生協が大地震想定し、初の図上訓練

近畿各地から約80人が参加した図上訓練(24日、和歌山市のJA会館で)

近畿各地から約80人が参加した図上訓練(24日、和歌山市のJA会館で)

近畿2府4県の生協が連携して大規模災害に備える図上訓練(日本生協連関西地連大規模災害対策協議会主催)が24日、和歌山市美園町のJA会館で行われ、各府県の生協から約80人が集まり有事の体制を確認した。

近畿ブロックの生協では5回目の訓練で、県では初めて。 「1月24日午前11時にマグニチュード8・3の東南海・南海地震が発生し、県内では4万2770棟が全壊、1710人の死者が出ている」 という想定で行った。参加者は対策本部や各府県ごとのグループに分かれ、指導者が時間別に示す被災状況に基づいて、各テーブルでどのような対応が必要かを協議。必要があれば、ほかのグループに問い合わせたり要請したりして、綿密に連携体制をシミュレーションしていた。

近畿地区代表世話人の大阪府連、安本正男専務理事は 「訓練を災害対策マニュアルの見直しに役立てて、真に役立つものにしていきたい」 と話していた。





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