2011年01月26日

00.社会

ぶらくり丁の八百屋がオープン

白菜など新鮮な野菜、果物が並ぶ店内

白菜など新鮮な野菜、果物が並ぶ店内

和歌山市の中ぶらくり丁商店街の元築映前に26日、八百屋 「ぶらくり ふるさと館」 がオープンした。産地直送の新鮮な野菜を提供するとともに和歌山産しょうゆや梅干しなどの加工品も販売し、中心市街地の活性化に貢献したいという。

野菜は紀の川市や有田川町、和歌山市など県内の契約農家(約30軒)から仕入れ、常時20種類程度を陳列。いずれは野菜や食品など200アイテムをそろえるという。毎週水曜日は「水曜市」 として品数を増やしたセールを行う。

オープン初日は、記念売り出しとして米や梅干し、有田レモンなどを390円(サンキュー)で販売し、もちつきやイカ焼きの実演販売などもあった。店頭では共同経営者の中村尊泰さん(56)と山本哲也さん(55)が 「いらっしゃいませ!」 と大きな声で客を迎え、野菜の産地や調理方法などを説明しながら忙しそうに立ち回っていた。

小松菜などを購入した近所の女性(63)は「やっぱり地元の野菜は新鮮やからいいよね。これからも買いに来るよ」と笑顔。山本さんは 「農家と消費者の橋渡しができれば。買い物難民といわれる人の助けにもなりたいし、まちを活性化することに少しでも貢献できたら」 、中村さんは「私たちがうまいと思ったものを提供しています。おいしいものを納得して買ってほしいです」 と話している。

同店では、野菜などを出品する生産者を募集している。詳しい問い合わせは、同店(TEL073・422・2125)へ。





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