2011年01月28日

00.社会

県内児童生徒体力調査、全国平均下回る

県教委は昨年4月から7月に実施した平成22年度 「県児童生徒の体力・運動能力調査」と 「全国体力・運動能力、生活習慣等調査」の結果を27日、発表した。小・中学校ともに体力測定、質問紙調査を実施。体力測定の結果、男女とも21年度の平均を上回ったが、文部科学省が公表した全国平均は下回った。県健康体育課は 「23年度で全国の平均並みになれば」としている。

県調査は小、中、高、特別支援学校の各学年、全国調査は小学5年生、中学2年生の公立校で調査を行った。

個人の体力調査の得点(1種目10点×8種目の合計点)をA~E(A判定が高い)とした県体力・運動能力の判別結果は、中学校女子のA判別割合が昨年を2・9%上回る16・6%で最も高くなった。また、AB判定を合わせた割合と、DE判定を合わせた割合を比較すると、小学校男女・中学校女子・高校男子は、AB判定が多くなった。平成21年度の記録を上回った測定種目は、小学校男子14、同女子11、中学校男子14、同女子17、高校男女9項目となった。

全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果は、小学生の男女で全国平均点を下回り、総合評価は、DE割合が全国を上回った。中学生も男女で全国平均点を下回り、総合評価でDE割合が全国を上回った。

都道府県順位は、小学校男子31位(21年度35位)、同女子26位(31位)、中学校男子44位(45位)、同女子39位(44位)となり、小学校女子は近畿2府4県で1位となった。





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