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各国の国民気質や日本観などを紹介する原さん |
外国人観光客の受け入れについて学ぶ研修会(日本観光協会主催)が28日、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれ、観光施設の職員ら約40人が接遇やマナーについて知識を深めた。
講師は国際観光サービスセンター専務理事の原祥隆さん。主な国別にそれぞれの国民気質や嗜好(しこう)の傾向を紹介した。中国については「出身地により気質や言語が異なる多様な国」 とし、一つの国とひとくくりにして考えると誤解を生むことがあると注意を呼び掛けた。
また、相手の気持ちを察して意見を言わない日本人に対し、外国人は駄目もと の精神でとりあえず意見を主張してくる人が多いとし、 「文化の違いを知り、外国人と接する時はスイッチを入れ替えることも必要だ」 と話していた。
県によると昨年の県への外国人観光客数は約12万8000人で、平成15年から倍増している。
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