2011年02月09日

02.政治・経済

紀陽HD、経常利益・純利益とも大幅増益

(株)紀陽ホールディングス(和歌山市本町、 片山博臣社長)は7日、 平成23年度3月期第3四半期累計期間(22年4月1日~12月31日)の連結決算を発表した。 経常利益、 純利益ともに前年の同時期に比べて大幅な増益となった。

資金運用収益が減少したものの債権売却益を確保したことなどから、 経常収益は前年同期に比べ0・5%増の656億6100万円。一方、経常費用は資金調達費用や株式関係損失が減少したこと、 貸倒引当金が取り崩しとなったことなどから減少し、 経常利益は106億2000万円(対前年同期344・7%増)、純利益は88億7900万円(468・5%増)となった。

通期については、 純利益が第3四半期で通期予想を上回っているが、 先行きの見通しに不透明感があり、 今後の動向を見極める必要があることなどから、 業績予想の変更はないとしている。

また、 大阪証券取引所での株式の取引が少ないことから、 経費削減のため上場廃止すると発表。 8日に申請し、 1カ月後に上場廃止となる予定。





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