2011年02月12日

00.社会

西浜中生が水軒に松を植樹

一本ずつ丁寧に植える生徒たち - 西浜中生が水軒に松を植樹

一本ずつ丁寧に植える生徒たち

和歌山市西浜の「水軒の浜」で10日、市立西浜中学校の1年生約200人が松の苗を一人一本ずつ植樹した。

緑地を整備し、松を植えることで美しい風景を取り戻そうと「水軒の浜に松を植える会」(豊田善之会長)が県森づくり基金を活用。県林業試験場で育てられた約50センチの黒松の苗を、花王(株)和歌山工場の南約100メートルから300メートル付近に等間隔に植えた。

生徒たちは横に「高くそして丈夫に育て」や「緑が増えていきますように」など一人一人の思いを書いた木札も立てた。

4組の西智瑛さん(13)は「大きく育って昔の松林みたいになってほしい」と笑顔。同会の奥津尚広さん(68)は「子どもたちに地元への関心を持ってもらえたらうれしい。どう維持していくかはこれからの課題」と話していた。

同会は5年間で約2000本の松を植えようと計画しており、遊歩道やサッカー場なども整備して子どもから大人まで楽しめる歴史公園を目指している。





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