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パック詰めの新鮮な魚を手に取る客ら |
和歌山市の東ぶらくり丁内で週に一度、木曜日のみ開店しない魚屋さんが、年配層だけでなく若い主婦にも人気だ。営業するのは、海南市名高で鮮魚店「海鮮名人」を営む西本充さん(50)夫婦。これまで同所で2年ほど同じスタイルで営業していた同業者の知人の後を引き継ぎ、1月から販売している。
店内には、西本さんがその日の朝に中央卸売市場で競り落とした新鮮な魚介類がずらりと並ぶ。紀伊水道で捕れた地場の鮮魚を中心に、銚子産の塩サバなど全国から旬の魚がそろい、ほぼ卸価格で販売されている。特に勝浦産のマグロの切り身などがよく売れるといい、午前中に集中して客が訪れる。希望すれば店内でさばいてくれる。
西本さんは「鮮度と価格には自信がある。週に一度ですが、気軽に立ち寄ってもらえれば」と話し、よく買い物に来るという和歌山市内の主婦、松原睦子さん(69)は「ここのはスーパーで並んでるのと新鮮さが違うよ」と笑顔で購入していた。
また同店では1000円以上購入した客先着約30人に、同市内の有名和菓子店のパック詰め和菓子をプレゼントしている。
次は17日に開店。営業時間は午前10時から午後5時半まで。
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