2011年02月16日

03.スポーツ/つなぐタスキ10年目

つなぐタスキ10年目③

前半に勝負をかける海南市選手㊧、女子の活躍に期待が膨らむ和歌山市選手

前半に勝負をかける海南市選手左、女子の活躍に期待が膨らむ和歌山市選手

本命は和歌山、海南か
過去の優勝チームは和歌山市(3回)、海南市(同)、御坊市(2回)と美浜町の1回。記念すべき10回目を迎える今大会は、やはり和歌山と海南の両市が本命という見方が強い。

海南市は昨年の県中学校駅伝競走大会で男子優勝、女子準優勝を飾った下津第二中学校の男女を中心にチームを結成。中でも全国都道府県対抗駅伝競走大会メンバーの橋詰大慧や川村麻依の活躍に注目される。昨年は序盤で出遅れ結果は4位。反省を踏まえ、前半をトップ集団で折り返せば優勝も見えてくる。

川村栄司監督は「オープン参加を含め3チームの選手それぞれが代表という自覚を持って取り組んでくれている。やはり前半が勝負。チャンスは十分ある」と語る。

和歌山市は、特に女子選手の実力が今大会で群を抜いている。昨年も出場を果たした小学生の橋本美来がキーマン。上野幸歩、中爽香は全国都道府県対抗駅伝競走大会のメンバーだ。5区までに中学生女子が2選手登場するが、ここでどれだけ差を広げられるかが優勝への大きな鍵となる。

和中嘉弘監督は「各選手いろんな思いを持って練習に励んできた。女子で流れをつくり、4区でトップに立ちたい。120%の力で走り抜けてくれれば結果はついてくる」と自信をのぞかせた。

昨年頂点に立った御坊市は、安定した実力で上位に入賞を目指す。昨年準優勝の田辺も小学生に良い選手がそろい、可能性も十分。節目の年も過去同様に熱い戦いが繰り広げられそうだ。
(この連載は中島弾が担当しました)





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif