2011年02月19日

00.社会

体操の田中兄妹が万引防止に一役

田中兄妹が入ったポスター

田中兄妹が入ったポスター

県警本部・県防犯協議会連合会・県万引防止対策協議会はこのほど、世界選手権で活躍した岩出市出身の体操選手、田中和仁さん(25)・理恵さん(23)を起用し、万引防止を訴えるポスター約2000枚を作成した。同会や、県内各署の万引防止連絡会に所属する事業所、各関係機関など約530カ所へ配布する。

ポスターはB3サイズ。 「万引は犯罪です」と打ち出し、窃盗罪について説明している。

県警本部生活安全課街頭犯罪対策室によると、県内の万引認知件数は昨年中、前年比121件増の1282件。万引対策協議会が昨年7月に立ち上がり、10月には前年同月比で20件減と単月で最も減ったが、1年を通じては増加した。ことしは1月末現在、同33件減の80件と減少傾向となっている。

同対策室の田村正寿犯罪抑止対策官は 「和歌山出身の有名人で目を引くのを期待している。万引が犯罪であることを広く知ってもらって、万引を許さない社会づくりにつながっていけば」 と話している。





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