2011年02月20日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

海南下津高生徒の弁当、22日から県内ローソンで発売

海南市立海南下津高校食物科

完成したお弁当を前に笑顔を見せる生徒たち

海南市下津町丸田の市立海南下津高校(上野幸浩校長)食物科の3年生たちが考えた 「アイラブ和歌山弁当」 が22日から、 県内109店のローソンで販売される。 同校で初の取り組み。 紀州南高梅やワカメなど県産の食材を使ったヘルシーな弁当で、価格は450円。 同時におにぎり2品も販売する。 生徒たちは 「すごくおいしいお弁当ができた。 たくさんの人に食べてもらいたい」とPRしている。

食物科は、 卒業と同時に調理師免許が取得できる県内でも珍しい科。 生徒たちは実際に献立作成、 大量調理の実習などに取り組んできており、 今回は3年間の集大成として企画した。 昨年11月からローソンと連携し、 生徒32人でアイデアを出し合ってメニューを作成。 栄養価や彩りも考慮し、 一般的なコンビニ弁当に比べ低カロリーで、 栄養バランスの良い弁当が完成した。

18日には報道関係者を対象にしたお披露目会が開かれ、 生徒らが弁当をアピール。 メニューはワカメご飯、 梅味ケチャップの豆腐入りハンバーグ、 梅ソース空揚げ、 梅あえふかしイモなど7品。 本来は塩を使うところを、 梅を使って下味を付けた。 幅広い年齢層をターゲットにしようと薄味になっている。 パッケージには、 児玉明日香さん (18) が考えたマスコットキャラ 「お鍋くん」 も描かれた。 食物科で使われている年代物の大鍋をイメージして描いたという。 また、 「シーチキンマヨ」 「鶏てりやき」 に南高梅を合わせたおにぎりも同時販売する。 味付けのりが使われ、 価格は120円と125円。 弁当は3月7日まで、 おにぎりは3月28日まで販売される。

お披露目会に生徒代表として参加した児玉さん、 安藤はづきさん (18)、 富田祐里奈さん (同) の3人は 「全員で意見を出し合って決めました。 ローソンさんに私たちの弁当がどう反映されるか心配だったけど、 良い弁当になったと思う」 と満足げだった。





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