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優勝のゴールテープを切る和歌山市・出口選手 |
第10回県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会が20日、 和歌山市の紀三井寺陸上競技場をスタート、 県庁前をゴールとする10区間21・1キロで開かれ和歌山市が2年ぶり4回目の優勝を飾った。 序盤から上位が激しく入れ替わる混戦模様となったレースは、 終盤の9区で和歌山市の日裏が6区からトップを守ってきた田辺市を逆転、 アンカーの出口がリードを広げ1時間10分19秒で感激のゴールテープを切った。 3位には最終区で追い上げた海南市、 4位は紀の川市、 5位に前回優勝の御坊市、 6位には町村で唯一紀美野町が入った 。しんぽう写真館はこちらから
開始式は午前10時半から同競技場で行われ、 実行委員会会長の仁坂吉伸知事が 「郷土の誇りをかけてタスキをつなぐ駅伝大会は素晴らしい。 選手のみなさん頑張ってください」と激励。自らがスタ
ーターを務め、 11時にオープン参加14チームを含む1区走者43人が一斉にスタートした。
外周道路から国道42号線、 シーサイドロードへと続くコースで上位集団を抜け出し紀美野町・中野がトップに立ち、 岩出市・寺浦、 海南市・橋詰らが同タイムで続いた。
マリーナシティが舞台となった2区では紀の川市の新宅、 3区は田辺市の和田が首位を奪う激戦が繰り広げられた。 4区では和歌山市の中が3人抜きでトップに躍り出ると5区の古井もしっかりキープしたが、 6区では再び田辺市・古久保に首位を譲り、 中盤は田辺市を和歌山市が追う展開となった。
田辺市に5秒差でタスキを受けた9区の和歌山市・日裏が力走、 田辺市を一気に抜き去り6秒差をつけると、 アンカー出口も落ち着いた走りで、 リードを15秒差とし栄冠を手にした。
和歌山市の和中嘉弘監督は 「計画通りの流れで4区でトップに立てたのが良かった。 選手が120%の力を出してやるべきことをやってくれた」 と振り返った。
4区を走った中爽香選手は 「焦りもあったけど楽しく走れた。 4位まで追い上げてくれたので1位を目指して走った。 ことしは3年連続の区間賞だったので次は4年連続を狙いたい」 と意気込んだ。
10区のアンカーを任された出口善宗選手は 「トップでタスキをもらったので楽に走ることができた。 1区から頑張ってくれたみんなの思いを無駄にせず走った。 優勝できて最高」 と話していた。
【区間賞】
◇1区3キロ=中学生男子=1中野祥(紀美野町)9分8秒2寺浦晴輝(岩出市)9分8秒3橋詰大慧(海南市)9分8秒
◇2区1・7キロ=中学生女子=1橋本奈津(田辺市)5分41秒2鹿嶋栞名(和歌山市)5分48秒3仁木麻里衣(海南市オープン)5分53秒
◇3区1・6キロ=小学生女子=1和田あすか(田辺市)5分25秒2岡奈津美(日高川町)5分29秒3橋本美来(和歌山市)5分34秒
◇4区1・9キロ=中学生女子=1中爽香(和歌山市)6分25秒2山本明日香(田辺市)6分35秒3細峪由麻(紀美野町)6分42秒
◇5区2・2キロ=中学生男子=1井内良(海南市)6分43秒2千野純敬(御坊市)6分47秒3池原悠葵(紀美野町)古井雅也(和歌山市)家永知生(紀の川市)6分50秒
◇6区1・4キロ=小学生女子=1古久保美央(田辺市)5分0秒2熊谷和(かつらぎ町)5分1秒3西川由季子(日高川町)5分5秒
◇7区1・7キロ=小学生男子=1松下開致(新宮市)6分6秒2有松憧(紀の川市)6分7秒3松尾拓実(海南市)6分10秒
◇8区2・5キロ=中学生女子=1那須千晴(田辺市)8分14秒2上野幸歩(和歌山市)8分16秒3川口智衣(紀の川市)8分21秒
◇9区2キロ=小学生男子=1西央都(串本町)6分28秒2沖見史哉(みなべ町)6分30秒3前久保雄貴(紀美野町)6分31秒
◇10区3・1キロ=中学生男子=1若林誠二(海南市)9分30秒2村田昴(岩出市)9分42秒3出口善崇(和歌山市)土生裕介(御坊市)9分46秒
2年ぶり4回目の優勝を飾った和歌山市
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