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レアンダ市長から大橋市長にアティトラン湖の絵が贈られた |
グアテマラ・サンティアゴ・アティトラン市のマヌエル・レアンダ市長(42)が21日、和歌山大学保健管理センター所長の宮西照夫教授(62)や国際ソロプチミスト和歌山の須佐眞理子会長(59)らとともに、大橋建一和歌山市長を表敬訪問した。
グアテマラは36年にわたる内戦と6年前のハリケーン被害で非常に貧しい情勢にあり、宮西教授と同会は長年、内戦被害者のマヤ女性と子どもの自立を支援。医療支援や学校へ行けない子どもたちの学習支援と資金援助を行い、ことしは初めて、女性2人が教員養成学校へ入学することができた。
今回の来日は和歌山大学が招待したもので、レアンダ市長はこの日の午後、急激に汚染が進むアティトラン湖の環境問題解決の参考にと、ペットボトルリサイクル工場の松田商店と青岸クリーンセンター、加納の浄水施設を見学した。
レアンダ市長は、市長になる前の4年前にも大橋市長を訪問しており、「温かく迎えていただき感謝しています。国境を越え、よい友好関係をつくりたい。プラスチックとガラスの処理施設と、エコツーリズムについて研究したい」と話し、大橋市長は「こういう民間レベルの交流が友好の芽を育てると思う。これからも皆さんの活動に協力したい」と話した。
レアンダ市長からは、世界で一番美しいといわれたアティトラン湖を描いた絵などがプレゼントされ、大橋市長からは紀州漆器の盆が贈られた。
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