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知事室で報道陣のインタビューに答える仁坂知事 |
紀の川市で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、殺処分した鶏の埋却など全ての防疫措置が20日夜に完了したことを受け、仁坂吉伸知事は21日、「農家の方に早く知らせてもらい、一番早いタイミングで作業を完了することができた」と話した。
作業には県職員をはじめ自衛隊やボランティアなど延べ2600人が動員され、仁坂知事は 「本当にたくさんの人に助けていだたいた」 と感謝。今後の対策として今シーズンは消毒の徹底に努めるとし、来シーズンについては 「目の粗い網を細かい物に替えるなど、設備投資への助成も考えなければ」 とした。
対応への自己評価は「もし自分が他県の知事なら 『うまくやった』 と言うと思う」。細かなノウハウも多くたまったとし、課題として 「職員の過労が心配されるような部分があったので、強制的に休ませるようなことも考えないといけない」 と述べた。
今後新たな発生がなければ3月14日午前零時に鶏や卵の移動制限が全て解除される。
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