統一地方選に向け事前運動取締本部

4月の統一地方選挙を前に、県警本部は22日、事前運動取締本部を設置した。県警本部、県内14署の署員約1500人体制で取り締まりにあたる。選挙違反取締本部への移行は3月22日ごろ。

県警本部捜査二課によると、前回の統一地方選(平成19年)で、文書掲示など警告18件、公職選挙法違反(現金買収など)で2件逮捕、同法違反の未成年の選挙運動で1件検挙している。今回の選挙では現在までにポスターの集中掲示、戸別訪問での投票依頼などで5件警告を出している。

同課は「不偏不党、厳正公平な取り締まりを実施し、選挙の公正が確保されるよう配慮します」と話している。

県議選は4月1日告示、10日投開票、和歌山市など各市議選は17日告示、24日投開票。