2011年02月28日

00.社会

1日から県警の交通管制新システム

県警本部交通規制課は1日から、渋滞情報の提供などをする交通管制の新しいシステムを本格運用する。新システムへの移行は、近畿地方で滋賀県に次いで2番目。

道路感知器で得た渋滞情報は道路交通情報センターへ送られ、センターからカーナビや携帯電話のサイトなどに提供される。新しいシステムでは、情報の提供間隔が5分毎から2・5分毎になり、道路利用者にとってよりタイムリーな情報が得られる。県内には約1700基の信号機があり、県警ではそのうち半数ほどを交通量に応じて調整。従来は5分毎周期だったのを1分毎に短縮し、リアルタイムに調整することができるようになった。

また、これまではなかった事前に交通量を予測して信号を調整する機能も導入。例えば、国道42号の北進車線の堀止交差点付近で渋滞していた場合、県庁前交差点や西汀丁の北進の青信号を長くすることで、渋滞を緩和することにつなげられる。

2月14日から試験運用しており、同課は「交通渋滞の緩和や、追突事故の防止が期待できるのでは」 と話している。





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