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廊下に集まった卒業生たち |
県内のほとんどの公立高校で1日、卒業式が行われ、本年度から、校名が県立和歌山第二工業高校(和二工)から和歌山工業高校定時制になった同校(和歌山市西浜、西英雅校長)でも24人が母校を巣立った。
式では、建築科の上出裕也君(18)が和工定時制の卒業生として送り出されることについて、 「改めて感謝申し上げます」 と謝辞。生徒会に所属した2年間を振り返り、 「力を合わせることの大切さや、やり遂げた達成感など多くのことを学びました」 と答辞を述べた。
式後集まった4年機械電気科の卒業生は、担任の教諭から卒業アルバムなどを受け取った後、世話になった恩師に 「今までありがとう」 と声を掛けていた。
同クラスの南出達輝君(20)は 「やっとという感じ。卒業後は電気の仕事を続ける」 とうれしそうに話していた。
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