2011年03月07日

00.社会

みんなの学校で開校1周年イベント

のぶらくり丁商店街内のまちなか交流スペース 「みんなの学校」

和歌山市のぶらくり丁商店街内のまちなか交流スペース 「みんなの学校」 の開校1周年を記念したイベントが5、6の両日、同施設で開かれ、多くの人でにぎわった。学生や市民主体のまちづくりの拠点として開校してから延べ約1万人が利用し、市も 「多くの人に知ってもらえた」 と自信をのぞかせている。

みんなの学校は、閉店した電気店跡のビルを利用して、学生ら若者によるまちづくりの拠点として開校。1階には会議やカフェなどを開ける交流スペース、2階は100人規模の講演会も開けるイベントスペース、地下1階には私設の図書館がある。この一年間で講演会や演劇、各種教室などが開かれたという。

スペースの一日のレンタル料は、1階で8000円(半日4000円)、2階で4000円(同2000円)。ただし、学生は4分の1に割り引きされる。

5日は 「おもちつき大会」 があり、学生や通り掛かった人らが臼ときねを使ってもちをつき、出来上がったもちは紅白一つずつ袋詰めされて、先着200人に配られた。

6日は 「一周年記念フリー・コンサート」を開催。日ごろから練習場として使用している 「寺町ストリート・バンド」 や二胡アンサンブル 「紅弦」 (ほんしぇん)、歌手の宝子さんなど6組が出演し、にぎやかな演奏で1周年に花を添えた。

岩出市の40代女性は「気軽に入れる雰囲気が好き」 。市まちおこし推進課は 「一年間でみんなの学校を知ってもらえたと思う。まだまだ学校主催のイベントが多いので、市民の皆さんにどんどん使ってもらえるように魅力ある施設にしたい」と話していた。





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